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低抗体価世代男性に医療者並み推奨求める

2018年11月5日

6月8日開催の厚生労働省の「第4回麻しん・風しんに関する小委員会(委員長=大石和徳氏・国立感染症研究所感染症疫学センター長)」は、「風しんに関する特定感染症予防指針(以下、「指針」)の改正案を審議した。前回委員会で複数の委員から「風疹抗体価の低い30-50歳代男性」への住民接種を含む踏み込んだ提言が行われた。今回の会議で出された指針案の主な変更点は、前回の4本の柱(風疹改正指針に「成人への住民接種を」)に追加した「広域感染発生時の自治体間の情報共有強化」という“5本目の柱”。

しかし、風疹そのものは、集団の予防接種率上昇でしか流行を防ぐことができない。審議では、前回の委員会に続き「低抗体価世代」への対策を求める意見が相次いだ。あくまで「風疹予防接種を“強く”推奨する」対象は、「医療機関および児童福祉施設等の職員」や「妊娠を希望する女性とその家族」にとどめるとする厚労省事務局に対し、委員の一人は「(予防接種行政は)歴史に残るもの。後から振り返って、『 こんな施策で、結局何もできなかった』というのではなく、少しでも何か前進したと分かる内容を盛り込むべき」と指針案の表現を見直すよう、強く求める場面もあった。(取材・まとめ:m3.com編集部 坂口恵)

「改正で予防接種率上昇するかを評価して、施策見直しを」

「今回の指針改正の“5本の柱”に異論はないが、やはり(感染症流行予測調査で)抗体価の低い30歳代から50歳代の男性の取り扱いを(今回の指針改正では「抗体検査を踏まえて陰性者の確実な予防接種に結びつける」の記載にとどまったことに対し)、今後はここをぜひ対応していかないといけない。麻疹予防接種の3期、4期で当該世代の抗体価上昇が得られたことを踏まえて、30-50歳代の年齢の男性について、5年や7年といった間隔で着実にここを押さえるという施策をぜひ考えていただきたい」と切り出したのは、委員の釜萢敏氏(日本医師会常任理事)。多屋馨子氏(国立感染症研究所感染症疫学センター第三室長)も「今回の指針改正で、うまく予防接種率が上昇するかを評価して、その時点で施策の変更や改善を検討する文言を入れ込んでほしい」と意見を述べた。

厚労省事務局はこれに対し、現行の指針、今回の改正指針ではともに「事業者団体に対する働きかけ」として、「業務で海外に渡航する人」「昭和三十七(1962)年度から平成元(1989)年度に出生した男性の従業員及び昭和五十四(1979)年度から平成元(1989)年度に出生した女性従業員等」への抗体検査を踏まえた予防接種の推奨を記載していると回答。

「特定の世代に強い推奨では他のハイリスク群への推奨がぼやける」

厚労省事務局の回答を受け、「抗体価の低い30-50歳代男性への予防接種を医療従事者や児童福祉施設等の職員と同等に“強く”推奨する記載への変更は可能か」と提案したのは平原史樹氏(国立病院機構横浜医療センター院長)。「現時点の地方自治体による抗体検査助成事業のほとんどは“妊娠希望女性とそのパートナー”が対象で、この世代の男性の多くは含まれない。そもそも、この世代の男性は2004年にも流行の中心で、2013年にもそのまま平行移動し、職場や家庭で女性に感染させるようなことが現実に起こった。事業所での風疹対策は重要だと前回の指針改正の際も、さんざん議論になったが、企業での取り組みがなかなか進まなかったのが実際。指針とは別に、施策として進める形もあるかとは思うが、もう少し踏み込んだ記載が良いのではないか」と改めて強調。

大石氏も「座長の立場で発言しにくいが、職場における風疹対策のガイドを策定したところではあるが、事業所でどうして男性の感受性者に対する対策を取れなかったのはなぜかということ。厚労省は労働安全も管轄する部署なので、指針の改正をしっかり前に進めてほしいと思う」と述べた。

厚労省事務局はこれに対し、「(30-50歳代男性という)特定の世代に予防接種を強く推奨すると、(改定指針で「強く推奨する」と記載している)医療関係者や0歳児と接する機会の多い方への推奨がぼやける可能性がある」「事業者団体にはどのような形でより届くような普及啓発をしていくかというところは施策として検討させていただきたい」と現行の表現で進めたい立場を示した。

「あのとき、こんな施策で結局何もできなかった」で良いのか

ここで館林牧子氏(読売新聞医療部編集委員)が「ポリオの生ワクチンから不活化ワクチンへの切り替えの際もそうだったが、こういう(予防接種行政で決められた)ことは歴史に残ってしまう。歴史を振り返って“あのとき、こんな施策で結局何もできなかった”とか。やはり歴史を作っているという観点から、施策上で(の対応で済ませるの)ではなく、平原先生が言うように『 今回も前進した』という工夫があった方が良いと思う」と、抗体価の低い世代への実質的な施策を指針に盛り込むよう強く求めた。

厚労省事務局は、これらの意見を踏まえ、「医療従事者や児童福祉施設の職員と同等に、特定の世代に予防接種を強く推奨することに異論はないか」と改めて委員らに確認を求めた。平原氏は「自分の現場感覚では、妊娠希望女性や子供がいる施設の関係者に予防接種を強く推奨するのと、30-50歳代男性に強く推奨することは同じ(くらい必要)と思っている」と改めて回答。出席の委員らも、これに賛意を示した。厚労省事務局は「委員長と協議し、現行の指針よりは進んだ形での(当該年齢の男性への予防接種推奨に関する)記載を検討したい」と委員らの強い要望を受け入れる考えを示した。

クリニック概要

診療科目
一般内科 循環器内科 呼吸器内科
所在地
〒273-0005
千葉県船橋市 本町7-6-1
船橋ツインビル東館
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最寄駅
JR・東武野田線「船橋駅」より徒歩約2分

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