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風疹流行、関東から愛知に拡大…出張や旅行で感染か

2018年11月9日

風疹の流行が関東地方を中心に拡大が止まらない。東海地方では愛知県で5日現在、患者数が94人に上り、昨年1年間(3人)を大幅に上回っている。妊婦が感染すると胎児に障害が出る可能性があるため、愛知県は予防接種を受けるよう呼びかけている。(小山哲夫)

「愛知県でも風疹の患者数が増えているというニュースを見て、予防接種を受けに来ました」

愛知県清須市の女性(28)は夫婦で名鉄病院(名古屋市西区)を訪れ、2人とも予防接種を受けた。妊娠や出産を希望しているが、抗体検査の結果、いずれも風疹の免疫が十分でないことがわかったからだ。夫(33)は「予防接種で防げるなら、早めに受けたかった」と話した。

この日は、海外に渡航する岐阜県の女性(28)らも接種を受けた。

風疹は妊娠初期の女性が感染すると、生まれた子どもが難聴や白内障、心疾患などの先天性風疹症候群を発症する恐れがある。

ワクチンの定期接種は、1977~95年には女子中学生のみが対象とされた。30~50歳代の男性のほとんどが子どもの頃に定期接種を受けておらず、感染を媒介する恐れがある。 飛沫ひまつ 感染で、職場などでも感染者との会話で拡大する可能性が否定できないという。

愛知県によると、県内の月別患者数は5月に今年最初の1人が報告され、6、7月はそれぞれ1人だったが、8月に8人、9月は45人と一気に拡大。10月に35人、11月も5日現在で3人と感染は止まらず、計94人のうち、30~50歳代の男性が約7割を占める。

関東以外では、なぜ愛知県で患者が多いのか。県健康対策課によると、感染初期の8月頃、県内の患者について調査した結果、関東方面に出張や旅行をした人が多かったという。担当者は「関東で感染して愛知に帰り、そこから広まったのではないか」と推測する。

県は感染拡大を防止するため、妊娠・出産を考えているなど条件を満たす女性を対象に抗体検査を無料で実施。名古屋市も、同様の条件を満たす女性やその配偶者らを対象に接種費用を全額助成している。豊橋、豊田、岡崎の各市にも助成制度がある。

県の担当者は「妊娠を希望する女性や30歳代以上の男性は抗体検査を受け、免疫がない場合はぜひ、予防接種を受けてほしい」と呼びかけている。

クリニック概要

診療科目
一般内科 循環器内科 呼吸器内科
所在地
〒273-0005
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JR・東武野田線「船橋駅」より徒歩約2分

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