循環器内科の考え方につきまして
お世話になっております。
船橋駅前内科クリニックは循環器内科を標榜しており、多くの循環器内科医が在籍しております。そこで、今回は循環器内科という大きな枠でご紹介いたします。
循環器科とは、血液を循環させている管とポンプ、つまり心臓と血管を扱う科です。心臓のリズムが乱れている、心臓そのもの(胸全体)が苦しい、あるいは心臓の問題で足が浮腫んだり(うっ血)、息が苦しかったり、全身の血管に何か問題が起きているというときに対応します。
他の診療科と違う点として、血管を通すカテーテルという手技を持っているので、内科のひとつでありながら、投薬や検査だけではなく治療にも踏み込むことができます。カテーテルを入れて血管の狭くなったところをバルーンで拡げたり、ステントを入れるのも循環器科の仕事です。ある程度以上の太さがあれば、全身のありとあらゆる血管にアクセスできます。あとさらに、心臓ペースメーカーを入れるのも循環器内科です。
心臓の状態を把握する方法もいろいろあります。心エコー(超音波)で心臓の中の状態を見ることもできます。心拍のリズムを見たければ心電図、さらに詳しく調べるには電極の付いたカテーテルを入れて心室内心電図をとります。
血管を見たい場合にも同様です。間接的に心筋シンチグラフィ(静脈に入れた放射性同位元素を撮影して血流などをみる検査)やCT(Computed Tomography:コンピューター断層撮影)によって心臓の血管の状態を推測することも可能です。
心臓のエンジンの調子が悪いという心不全の場合でも、レントゲンの他に、同じくカテーテルを入れて心臓の中の圧を計るという方法もあります。これはBNPというホルモンの血中濃度で間接的に推測することも可能です。
では、どの様なときに循環器内科に受診すればよろしいのでしょうか?
運動をしていて、すぐに限界が来るのは、心臓が悪いときの兆候のひとつです。
今までできていたことが息切れでできなくなる
今まで普通にできていたことをやると胸が苦しくなる
以上のようなことがあれば心臓が限界を迎えている、いわゆる心不全を起こしている可能性があります。循環器科では心不全になった背景にどのような病気があるのかということを考え、その対策をとります。
また、心拍のリズムの問題は、心臓の筋肉が悪くなっていない若い方にも起こります。このような場合には薬物治療を行ったり、アブレーションといってカテーテルで心臓の一部を焼いてしまう治療によって不整脈をコントロールすることも行います。
クリニック概要
船橋駅前内科クリニック
- 院長
- 篠田 暁与
・日本内科学会総合内科専門医
・日本抗加齢医学会専門医
・日本禁煙学会指導者 他 - 診療科目
- 一般内科 循環器内科 呼吸器内科
糖尿病内科 内分泌内科 - 所在地
- 〒273-0005
千葉県船橋市 本町7-6-1
船橋ツインビル東館
イトーヨーカドー入居ビル東館6階 - 最寄駅
- JR・東武野田線「船橋駅」より徒歩約2分
TEL.047-406-5515
受付 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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第1診察室 | 南元 | 篠田 | 篠田 | / | 大槻 | 篠田 |
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