咳喘息の症状や治療と注意点
船橋駅前内科クリニックにお越しいただきありがとうございます。
今回は咳喘息の症状や治療と注意点についてご紹介致します。船橋駅前内科リニックでは循環器を標榜している関係で高血圧・糖尿病・中性脂肪・循環器疾患でのお悩みの方が多くいらっしゃります。更に現在コロナウイルスが流行している関係で不安や運動不足などでストレスの要因や様々なことが問題となっております。そこで咳喘息の症状や治療と注意点について紹介されていただきます。
咳喘息(せきぜんそく)は、慢性的な咳が唯一の症状として現れる喘息の一種です。通常の喘息のような「ヒューヒュー」「ゼーゼー」という喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難を伴わないのが特徴です。
風邪に引き続いて発症することが多く、放置すると気管支喘息へ移行するリスクが高まります。
主な症状
- 長期にわたる空咳: 乾いた咳(痰を伴わない咳)が8週間以上続く場合に咳喘息が疑われます。
- 夜間から早朝にかけての悪化: 睡眠中や明け方に咳き込むことが多く、日中よりも咳が強くなる傾向があります。
- 特定の刺激で誘発される: 冷たい空気、タバコの煙、ホコリ、ペットの毛、ストレス、疲労、激しい運動などで咳が出やすくなります。
- 風邪薬が効かない: 市販の咳止め薬や風邪薬を飲んでも効果がないことが多いです。
診断
咳喘息の診断は、主に以下の点に基づいて総合的に判断されます。
- 喘鳴を伴う気管支喘息の既往がない。
- 咳が8週間以上続いている。
- 気管支拡張薬の吸入によって咳が改善する。
- 胸部レントゲン検査で異常が見られない。
治療
咳喘息の治療は、気道の炎症を抑えることが中心となります。
- 薬物療法: 吸入ステロイド薬が基本となります。炎症が治まっても再発を防ぐために、3~6ヶ月程度は継続的な治療が必要です。
- 気管支拡張薬: 咳発作を抑えるために、吸入薬や内服薬が用いられます。ただし、気管支拡張薬だけでは気道の炎症は治らないため、単独での使用は危険です。
- その他: 症状に応じて、抗ロイコトリエン薬や抗ヒスタミン薬などが追加されることもあります。
日常生活での注意点
- 誘発因子を避ける: ホコリ、ダニ、花粉などのアレルゲンや、タバコの煙を避けることが重要です。
- 風邪予防: 風邪やインフルエンザをきっかけに咳喘息が始まることが多いため、手洗いやうがいを徹底します。
- 温度・湿度管理: 急激な気温の変化は咳を誘発するため、室温調整や加湿器の活用が有効です。
- ストレス管理: ストレスや過労は症状を悪化させる可能性があるため、十分な休養を取ることが大切です。
- 市販薬: 安易に市販の咳止め薬を使用すると、かえって悪化させることがあるため、医師や薬剤師に相談しましょう。
専門医の受診
早期に適切な治療を開始することで、気管支喘息への移行を防ぐことができます。
宜しければご参考にして下さい。
引き続き、船橋駅前内科クリニック・内科・循環器内科・呼吸器内科・糖尿病内科・内分泌内科を引き続きよろしくお願いいたします。
2週間以上咳が続く場合は、呼吸器内科を受診することが推奨されます。
クリニック概要
船橋駅前内科クリニック
- 院長
- 篠田 暁与
・日本内科学会総合内科専門医
・日本抗加齢医学会専門医
・日本禁煙学会指導者 他 - 診療科目
- 一般内科 循環器内科 呼吸器内科
糖尿病内科 内分泌内科 - 所在地
- 〒273-0005
千葉県船橋市 本町7-6-1
船橋ツインビル東館
イトーヨーカドー入居ビル東館6階 - 最寄駅
- JR・東武野田線「船橋駅」より徒歩約2分
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