甲状腺機能低下型冷え症 について
船橋駅前内科クリニックでは、甲状腺関係を訴える患者様が多数お越しになります。
そこで甲状腺での冷え性についてご紹介します。
甲状腺というのは、喉元の前面で喉仏の下、胸骨(胸の前面の骨)のすぐ上に位置する、重さ10~15グラムほどの小さな蝶の形をした内分泌器官です。
この小さな器官は、身体の酸素利用効率、さまざまな器官の働きぐあい、身体が食物を燃焼させるスピードなどをコントロールし、身体の代謝をつかさどるという大切な働きをし、甲状腺ホルモンを分泌しています。
近年、軽度の甲状腺機能低下症が世界的にも問題になっています。カリフォルニアのP・スター博士によると、「実にアメリカ人の10~20パーセントの人が甲状腺機能の低下に陥っている」ということで、その対策が急がれているようです。
甲状腺機能が低下すると、いったいどんなことが起こるのでしょうか?
症状としては、肌荒れ、肌の乾き、まぶたや顔がむくみやすい、低体温、徐脈(脈拍1分間60以下)、太りやすい、便秘、汗が出にくい、髪の毛がぱさつく、脱毛しやすい、コレステロールが高め、無気力感、冷え症などがあげられます。
まさに「女性の敵」ともいえる症状ばかりです。
もし、あなたがこのような症状のうち、5項目以上に該当するようなら、軽度甲状腺機能低下症が疑われます。
甲状腺の構成成分は、海藻類を主成分とするヨウ素(ヨード)なのですが、日本は海に囲まれているため、ヨウ素が不足するということは、まずありえないと考えられてきました。ですから、甲状腺の機能低下症はそれほど多くないといわれてきたのです。
しかし、最近になって、さまざまな研究により、日本人にも多くの軽度甲状腺機能低下症が存在することがわかってきました。
その原因としては、ヨウ素(ヨード)自体の不足や、たとえ充分に摂取したとしても、遺伝的に体内に取り込むことができない、その逆の過度な摂取(毎日のように昆布、ワカメなどの海藻類を多量に摂取している)、環境ホルモンの悪影響などがあげられています。
甲状腺機能低下症であるかどうかの簡単な検査法としては、毛髪を少量取り、ヨウ素量を調べる方法があり、その他には血液検査などがあります。
クリニック概要
船橋駅前内科クリニック
- 院長
- 篠田 暁与
・日本内科学会総合内科専門医
・日本抗加齢医学会専門医
・日本禁煙学会指導者 他 - 診療科目
- 一般内科 循環器内科 呼吸器内科
糖尿病内科 内分泌内科 - 所在地
- 〒273-0005
千葉県船橋市 本町7-6-1
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イトーヨーカドー入居ビル東館6階 - 最寄駅
- JR・東武野田線「船橋駅」より徒歩約2分
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