ホームページの内容ので更年期障害の内容が追加されました
船橋駅前内科クリニックにお越しいただきありがとうございます。
今回はホームページ内の更年期障害についての内容を追加しましたのでご紹介致します。内容ですが、
更年期障害とは
日本産婦人科学会の定義では「更年期とは生殖器(性成熟期)と非生殖器(老年期)の間の移行期をいい、卵巣機能が減退し始め、消失するまでの時期」とされています。一般的には閉経の前後数年間を指します。
様々な症状の中でも、他の病気に伴わないものを「更年期症状」、その中でも日常生活に支障を来す状態を「更年期障害」と呼びます。
症状と原因
おもな原因は女性ホルモン(エストロゲン)が大きく低下していくことですが、それにくわえて、加齢などの身体的要因や、性格などの心理的な要因、職場や家庭における人間関係などがそれぞれ関与することで発症するとされています。
主な症状は下記になります。
頭痛、動悸、めまい、耳鳴り、息切れ、不眠、肩こり、腰痛、関節痛、疲労感、皮膚症状(乾燥、かゆみ、湿疹など)、発汗、冷え、ほてり、のぼせ、腟の乾き、性交痛、頻尿、尿失禁、膀胱炎、イライラ、不安感、抑うつ、無気力
治療について
身体的因子・心理的因子・社会的因子が複雑に関与して発症するのが更年期障害です。
十分に問診のうえ、対処法を模索します。
まずは生活習慣の改善や心理療法を試み、それでも改善しない場合、薬物療法も考えます。お薬での療法は、大別して3つに分けられます。
ホルモン補充療法(HRT)
更年期障害の主な原因であるエストロゲンのゆらぎと減少に対処するため、少量のエストロゲンを補う治療法が行われます。これは、血管の拡張や放熱に関係する症状に特に有効です。
ただ、エストロゲン単独では子宮内膜増殖症のリスクが上がるため、黄体ホルモンを併用します。手術で子宮を摘出されている方には、黄体ホルモンを併用する必要はありません。用いるホルモン剤には貼り薬、飲み薬、塗り薬などいくつかのタイプがあり、投与法も色々です。患者様ひとりひとりに合った最適な治療法を選択します。
漢方薬
多彩な症状を訴える更年期女性に対しては、「婦人科三大処方」とも呼ばれる当帰芍薬散・加味逍遥散・桂枝茯苓丸を中心に処方します。
体力が低下しており、冷え症で貧血傾向がある方には当帰芍薬散を、疲れやすく、不安・不眠などを訴える方には加味逍遥散を、体力中等度以上だけれどのぼせ傾向にあり、下腹部に抵抗・圧痛を訴える方には桂枝茯苓丸を、それぞれ処方します。
向精神薬
最もつらい症状が、気分の落ち込みや、やるきの低下、不眠、イライラ、情緒不安定などの場合には、抗うつ薬・抗不安薬・催眠鎮静薬などの向精神薬も用いられます。選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)などは副作用も少なく、ほてり・発汗など血管の拡張と放熱に関係する症状にも有効です。
引き続き船橋駅前内科クリニック・内科・循環器内科・呼吸器内科を宜しくお願い致します。
クリニック概要
船橋駅前内科クリニック
- 院長
- 篠田 暁与
・日本内科学会総合内科専門医
・日本抗加齢医学会専門医
・日本禁煙学会指導者 他 - 診療科目
- 一般内科 循環器内科 呼吸器内科
糖尿病内科 内分泌内科 - 所在地
- 〒273-0005
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