長引く咳に対しての対応について | 船橋市の内科・循環器内科なら、船橋駅前内科クリニック｜女医

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今回は長引く咳に対しての対応についてご紹介致します。船橋駅前内科リニックでは循環器を標榜している関係で高血圧・糖尿病・中性脂肪・循環器疾患でのお悩みの方が多くいらっしゃります。更に現在コロナウイルスが流行している関係で不安や運動不足などでストレスの要因や様々なことが問題となっております。そこで「長引く咳に対しての対応について紹介いたします。

長引く咳の原因は多岐にわたり、風邪や感染症の後に一時的に続くこともありますが、ぜんそくやその他の呼吸器疾患、また肺以外の病気が潜んでいる場合もあります。症状が2週間以上続く場合は、適切な診断のために医療機関を受診することが推奨されます。 

咳が続く期間による分類

咳の期間によって、原因となる病気をある程度推測できます。 

• 急性咳嗽（3週間未満）: ほとんどの場合、風邪などの上気道炎が原因です。
• 遷延性咳嗽（3～8週間）: 感染症の後遺症による咳などが考えられますが、感染以外の原因も疑う必要があります。
• 慢性咳嗽（8週間以上）: 感染以外の病気が原因となっている可能性が高くなります。 

長引く咳の主な原因

長引く咳には、以下のような病気が原因として考えられます。

呼吸器の病気

• 咳ぜんそく: ぜんそくの一種で、喘鳴（ぜんめい、呼吸時のヒューヒュー、ゼーゼー音）を伴わない咳が8週間以上続くのが特徴です。
• 慢性閉塞性肺疾患（COPD）: 長年の喫煙が主な原因で、咳、痰、息切れが慢性的にみられます。
• 感染後の咳: マイコプラズマ肺炎や百日咳などの感染症にかかった後、しばらく咳が続くことがあります。
• 間質性肺炎・肺線維症: 肺が線維化し、乾いた咳や息切れが生じます。
• 肺結核: 2週間以上続く咳、血痰、倦怠感などが特徴の感染症です。
• 肺がん: 咳や血痰が続く場合があり、早期の精密検査が重要です。
• 後鼻漏（こうびろう）: 鼻水が喉の奥に流れ落ちて刺激し、咳を引き起こします。 

呼吸器以外の病気

• 胃食道逆流症（GERD）: 胃酸の逆流が原因で、食道や喉が刺激されて咳が出ます。胸やけを伴うこともあります。
• アトピー咳嗽（がいそう）: アレルギーが原因で、喉のイガイガ感と咳が特徴です。就寝時や深夜に悪化しやすく、アレルギー体質の人に多く見られます。 

受診すべきタイミング

以下のような場合は、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。 

• 2週間以上咳が続いている。
• 血痰が出る。
• 息苦しさがある、悪化している。
• 発熱、倦怠感、体重減少など、咳以外の症状もある。
• 夜間に咳がひどくなり、眠れない。 

何科に行けばよいか

長引く咳は、原因によって専門分野が異なります。 

• まずはかかりつけ医や一般内科を受診して相談する。
• より詳しい検査や専門的な治療が必要な場合は、呼吸器内科やアレルギー科を紹介してもらう。 

宜しければご参考にして下さい。
引き続き、船橋駅前内科クリニック・内科・循環器内科・呼吸器内科・糖尿病内科・内分泌内科を引き続きよろしくお願いいたします。