ホームページのインフルエンザページの内容を変更しました
船橋駅前内科クリニックにお越しいただきありがとうございます。
先日、ホームページのインフルエンザページの内容を変更しました。ご説明の文章などです。
宜しければご参考にして下さい。
◆ インフルエンザ以外の予防接種については、お電話にてご予約下さい。
◆ インフルエンザ予防接種は中学1年生から受けられます。
◆ インフルエンザ予防接種を受ける際、20歳未満の方は保護者のサインが必要となります。
令和3年度インフルエンザ予防接種
インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。
インフルエンザウイルスは、4種類(A型、B型、C型、D型)あり、主にヒトに流行を起こすのは、A型とB型です。感染対象は下記になります。
・A型はヒト以外に、ブタ・ウマなどの哺乳類、カモ・ニワトリなどの鳥類に感染
・B型、C型は主にヒトへのみ感染
・D型は家畜へのみ感染
A型インフルエンザウイルスは80~120nm(1nmは1mmの100万分の1)で、タンパク質がウイルス表面から突き出ています。A型インフルエンザウイルスには様々なタンパク質の組み合わせがあり、計144通りの亜型(サブタイプ)に分類されます。144通りの亜型は、ウイルス表面から突き出たタンパク質の中でも重要なヘマグルチニン(H1~H16の16種類)と、ノイラミニダーゼ(N1~N9の9種類)の組合わせで分類されます。
感染後に体内の免疫反応を引き起こす抗原性(抗原としての性質)は、亜型ごとに異なるため、同じ亜型のインフルエンザにかかったことがあっても、その年に流行している亜型に合致する免疫がないと再度かかります。
これらの亜型はすべて、カモなどの水禽(すいきん)から見つかっており、ヘマグルチニンH17、H18やノイラミニダーゼN10、N11はコウモリから見つかっています。
A型・B型インフルエンザは季節性の流行があり、国内では例年12月~3月に流行し、短期間で感染が拡がります。例年の国内感染者数は推定約1,000万人と言われています。
インフルエンザの症状
インフルエンザにかかった人が咳やくしゃみなどをすることにより、ウイルスが空気中に広がり、それを吸い込むことによって感染します。典型的な症状は、突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などで、のどの痛み、咳、鼻水などもみられます。
かぜ(普通感冒)が一般的に、さまざまなウイルスなどによって起こる病気であるのに対し、インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することで起こる病気です。
かぜの諸症状(のどの痛み、鼻汁、くしゃみ、咳など)はインフルエンザにも見られますが、かぜの場合は強い全身症状はあまり無く、高熱が出て重症化することもあまりありません。
一方、38℃以上の高熱や頭痛、関節痛・筋肉痛、全身のだるさ(倦怠感)などが急速かつ同時に表れるのがインフルエンザの特徴です。小児ではまれに急性脳症を、高齢者・免疫力の低下している人は肺炎を伴うなど、重症化するケースもあります。
インフルエンザの予防法
インフルエンザの予防イメージ
予防の基本はワクチン接種を受けることで、インフルエンザにかかってしまった場合の重症化防止の方法としても有効とされています。また、インフルエンザは、インフルエンザにかかった方の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫と共に放出されたウイルスを鼻腔や気管など気道に吸入することによって感染するため、インフルエンザが流行してきたら、人混みや繁華街への外出を控えることが大切です。特に、高齢者の方や慢性疾患を持っている方、疲れていたり睡眠不足の方は注意が必要です。
インフルエンザ予防接種の有効性
インフルエンザワクチンは、接種してから効果が出るまで約2週間かかり、その効果は約5ヶ月間持続します。 毎年の流行期間が12月~3月ですので、早めに接種されますと効果的です。
インフルエンザ予防接種の副作用について
接種後注射の跡が、赤みを帯びたり、腫れたり、痛んだりすることがありますが、通常2~3日のうちに治ります。 また、発熱、寒気、頭痛、全身のだるさなどの症状がみられることもありますが、通常2~3日のうちに治ります。
※ 接種後数日から2週間以内に発熱、頭痛、けいれん、運動障害、意識障害の症状が現れる等の報告があります。 非常にまれですが、ショックやじんましん、呼吸困難などが現れることがあります。 尚、副作用のご経験のある方やご不安などおありの方は、船橋駅前内科クリニックまでご相談ください。
接種料金について
1回 4,000円(税込)
尚、2019年10月より消費増税のため、接種費用にも変更がございます。
当院でのインフルエンザ予防接種の特徴
船橋駅前内科クリニックではインフルエンザ予防接種を行う際、太さ30ゲージの細い針を使用することで痛みを少しでも軽減させようとしております。痛みが嫌いで予防接種を避けていた方もお任せ下さい。
インフルエンザ予防接種の針
左:灰色の針26ゲージ
右:黄色い針30ゲージ(当院で使用する極細の針です)
注射が苦手なお子様の予防接種もお任せ下さい
大人の方でも苦手な方が多いのが注射。お子様なら尚更です。人間の皮膚の痛点は、お子様は間隔が狭く、注射を打つと当たる痛点の数が多いため、大人の方より痛いと感じてしまうのです。注射の痛みには大きく分けて3つが挙げられます。
1.針を刺す時の痛み
2.液を入れる時の痛み
3.針を抜く時の痛み
これらのポイントに細心の注意を払い、痛みを軽減できるよう努めています。また、実は予防接種の痛みは、皮膚をボールペンで押した時とほとんど変わらない程度と言われています。お子様にとって、注射は痛いものという先入観があったり、赤ちゃんの頃に感じた恐怖の記憶が甦り、それに伴って痛みも感じてしまうというのが実情です。即ち、お子様の注意をうまくそらしながらそっと注射をしてしまうタイミングが、痛みを軽減できる予防接種のポイントだと思います。
※お子様の予防接種は、中学1年生以上のお子様を対象とさせて頂いております。
インフルエンザにかかってしまった場合
いわゆる「風邪薬」と言われるものは、発熱や鼻汁、鼻づまりなどの症状をやわらげることはできますが、インフルエンザウイルスや細菌に直接効くものではありません。単なる風邪だと軽く考えずに、早めに受診するようにして下さい。
◇ 当院での検査について
当院では、インフルエンザウイルスに感染後24時間以上経過していれば、90%以上の感度で検査可能な迅速診断キットを導入しております。
◇ 当院での治療について
これまで、インフルエンザの治療薬と言えば「タミフル」や「リレンザ」が主流でしたが、当院では「ラピアクタ」と「イナビル」という、インフルエンザ治療における非常に効果的な新薬を導入しております。
ラピアクタ(点滴)
ラピアクタ(点滴)
1回でタミフル5日分の治療効果がある新薬です。治療が1回で済み、お薬の飲み忘れや気分が悪く服用できないといったことを防げます。
イナビル(吸入)
イナビル(吸入)
粉末状になった薬を口から吸入します。1回だけの吸入で治療が終了します。従来から使われている吸入薬リレンザは、1日2回×5日間の吸入が必要でしたが、イナビルは1回吸入するだけで、これと同じ効果が得られる点が特徴です。
ゾフルーザ(錠剤)
ゾフルーザは従来のお薬とは、作用が全く異なります。
従来のインフルエンザ治療薬は、ノイラミニダーゼ阻害薬と呼ばれる種類で、感染者の細胞内のインフルエンザウイルスを他の細胞に広がらないよう抑制する作用がありました。
ゾフルーザは、ウイルスの増殖自体を抑える効果があり、より早く効果が表れるとされています。内服は1回のみで、数日に渡り複数回服用する必要がありません。
引き続き、船橋駅前内科クリニック・内科・循環器内科・呼吸器内科を引き続きよろしくお願いいたします。
クリニック概要
船橋駅前内科クリニック
- 院長
- 篠田 暁与
・日本内科学会総合内科専門医
・日本抗加齢医学会専門医
・日本禁煙学会指導者 他 - 診療科目
- 一般内科 循環器内科 呼吸器内科
糖尿病内科 内分泌内科 - 所在地
- 〒273-0005
千葉県船橋市 本町7-6-1
船橋ツインビル東館
イトーヨーカドー入居ビル東館6階 - 最寄駅
- JR・東武野田線「船橋駅」より徒歩約2分
TEL.047-406-5515
受付 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:30 ~ 12:30 |
第1診察室 | 南元 | 篠田 | 篠田 | / | 大槻 | 篠田 |
第2診察室 | 小関 | 南元 | 石田 | / | 篠田 | 南元 | |
14:30 ~ 18:30 |
第1診察室 | 南元 | 篠田 | / | / | 大槻 | 小関 |
第2診察室 | 小関 | 南元 | / | / | 大藤 | 南元 |
船橋駅前内科クリニックへのアクセスマップ